とうとうムスメが5ヶ月に入ってしまいました。離乳食をはじめなくてはいけません。頑張らない育児の我々としては極力頑張りたくありません。
そんな時、素晴らしい書籍を見つけました。その名も「離乳食つくらなくてもいいんです。」現役の小児科医が書いているところがよろしい。
大人のご飯でも作るのにヒーヒー言っている出来損ないの新米ママパパの我々が離乳食づくりはハードルが高すぎます。
とにかくこれだけでもいいから摂取してほしい大事な栄養素は「鉄」です。大げさなようですが、「鉄を制するもの、育児を制する」と言ってもよいくらい、栄養には欠かせない要素なのです。
ヘモグロビンは鉄によって作られているため、鉄が不足すると体中に酸素が送れない状態(貧血)になります。つまり酸欠状態になるのです。そして、・体が小さい ・ぐずぐずする ・ギャン泣きする ・じっと大人しくしていられずに動き回っている ・言葉が遅い ・小さいものをつかむのが下手 という症状が起こります。
そして、お母さんのお腹の中にいるときに蓄積された貯蔵鉄は生後6ヶ月を過ぎると枯渇する。これは良いことを聞いたと思ったのですが、そこで大きなトラップが。。。
日本の市販の離乳食の場合ですが、「鉄不足に注意するのは9ヶ月以降」という方針が国によってなされているため、残念なことに対象が9ヶ月以降になっています。
なぬ〜〜〜。日本には鉄入りの生後5ヶ月の離乳食ないだと〜〜!
ならば、離乳食、個人輸入するしかないか!
ちょうど来月からヨーロッパ旅行を控えており、海外の離乳食を挑戦して見たいと思っていたところでした。この本にはオススメの海外離乳食の記載もあり、早速iHerbで個人輸入いたしました。
お値段は、鉄入りライスシリアル($4.65)+ フルーツ系ペースト 4つ(@$2.27)+送料 $9.97。合計で$22.33。
今まで数知れずムダなガジェットを並行輸入した甲斐がありました!
まあ、しかし、そもそもなぜ日本で鉄入り離乳食がないのか。
買った離乳食はムスメはよく食べてくれ、とくにフルーツペーストは甘くて美味しい。余ったペーストはヨーグルトソースに最適です。ライスシリアルもパッケージから好きな分量とミルクを混ぜるだけなので楽々です。
とりあえず、今月からのヨーロッパ旅行で離乳食は現地で調達できそう。いろいろ探して試してみたいなと思ったのでした。
(これを書いている間にムスメが2回ほどふぎゃあと起きたので中断。。)