にこいち育児

楽しむ育児を目指すポンコツふたり

ユニセフ報告書「日本は父親の育児休業制度1位、取得率は低い」

b.hatena.net

 

こんなニュースが流れていたので

実際のレポートを読んでみました。

日本ユニセフの概要版によると

日本は父親の育児休業制度1位、取得率は低い

報告書はまた、父親も対象となる有給育児休業制度があるにも関わらず、多くの父親が取得できていない実情もあきらかにしています。

日本は父親に6カ月以上の(全額支給換算)有給育児休業期間を設けた制度を整備している唯一の国ですが、2017年に取得した父親は20人に1人にとどまっています。2番目に長い父親の育児休業制度を有する韓国でも、実際に取得した父親は育児休業を取得した親全体の6人に1人に過ぎません。

 

とのことですが、原文の報告書の方がもう少し面白く、4章でこのような表がありました。

 

f:id:centauro:20190615114117p:plain

1番めのStaff shortageは人員不足ということですぐわかるのですが、

2番めの "My company did not offer it" は「会社にそのような制度がない」と読めます。

国の制度として1位の評価なのに、「会社に制度がない」という回答でいいんでしょうか。

"Source: prepared using the Mitsubishi UFJ Research and Consulting Report 2018."

とあるので、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが出してるようなので

日本語のレポート読んだ方がよさそうです。

タイトルを明示してほしいところです。

 

数分苦心して…

見つけました。

 

f:id:centauro:20190615114147p:plain

平成29年度仕事と育児の両立に関する実態把握のための 調査研究事業報告書労働者アンケート調査結果



タイトル、明示しなくていいや、と思いました。 

 

…226ページもある。

うーん、うーん

…ありました。

161ページと162ページが該当の話のようです。

 

f:id:centauro:20190615114213p:plain


本当に「会社で育児休業制度が整備されていなかった」という回答のようです。

これでいいのだろうか… 

せめてニュースなりでこのへんを取り上げてほしいものです。

 

現在、時刻は2:30を回りました。

雨音も静かになってきたようです。

ではまた。